XBP新機能 報告書作成業務を効率化する動画へのマーカー付与機能が登場

株式会社ザクティは、遠隔支援やエビデンス記録を主とする「現場DXソリューション」の新機能として、報告書作成が楽になる『動画マーカー機能』を2025年10月中旬にリリースいたします。本機能により、現場作業者が撮影した動画から必要なシーンのみをかんたんに静止画として保存できるようになります。

『動画マーカー機能』は、現場で動画撮影中に簡単にマーカー付与ができ、そのシーンをWebアプリ上で素早く確認、静止画として保存できる機能です。

現場でウェアラブルカメラを装着、作業を動画撮影しながら、音声トリガーやQRコードの読み取りで重要シーンへのマーカー付与や静止画撮影ができます。ハンズフリーでできるため、作業を中断する必要がありません。

撮影した動画は専用サーバにアップロードされ、Webアプリ上でタイムライン再生ができるほか、マーカー箇所や静止画撮影箇所をわかりやすく一覧表示します。長時間の作業記録から必要なシーンを素早く確認でき、報告書作成や作業振り返りの効率を大幅に向上させます。特に、工事や点検における不具合箇所の記録、製造現場でのトラブル発生時のエビデンス確保など、報告書作成業務で高い効果を発揮します。

▼動画マーカー機能 開発の背景

従来、設備工事や点検作業などを行う現場では、作業報告書用の写真撮影のために、作業を中断してスマートフォンやデジタルカメラで写真を撮影する方法が一般的でした。しかし、この方法では「撮影忘れによる報告書不備」や「トラブル発生時のエビデンス不足」といった課題がありました。一方、作業をすべて動画で記録する方法も検討されてきましたが、長時間の映像から必要シーンを探し出す作業は非効率であり、実務での活用が困難でした。

ザクティは、これまで遠隔支援や映像のサーバ共有サービスを通じて現場のDXを推進してきましたが、さらなる現場DXを進めたく、現場作業者の報告業務や監督者、管理者の作業確認業務の負担を減らすため、本機能をリリースいたします。

動画マーカー機能 特長とその効果

  • 撮影の手間なしで作業を漏れなく保存
    作業者がザクティのウェアラブルカメラを装着し、現場作業をすべて記録、重要な作業の細部までハンズフリーで漏れなく撮影
  • ハンズフリーでマーカー付与
    「ライブ、撮影」「ライブ、マーク」といった音声やQRコードの読み取りなどにより、作業を妨げることなく、ハンズフリーで必要なシーンにマーカー付与・静止画の撮影
  • 必要なシーンをすばやく抽出する映像管理
    Webアプリでは、アップロードされた作業映像のタイムライン再生のほか、マーカー箇所をサムネイルで一覧表示。長時間の作業映像すべてを見返す必要がなく、記録の振り返り、報告書作成業務を効率化

<期待される効果>

  • 現場作業者の報告書作成業務、作業振り返り業務を効率化
  • 監督者、管理者の作業確認業務の負担を軽減
  • ハンズフリー撮影により、現場作業の安全性を担保

▼ 今後の予定

本機能は、ザクティが提供する「映像活用業務プラットフォーム XBP」(現場DXソリューション関連プラン)ご契約でご利用いただける機能です。機能提供開始は10月中旬を予定しております。提供開始後、本機能を使用するためにスマートフォンアプリ(Xacti Viewer Pro)を更新いただく必要があります。

提供に先立ち、10月14日(火)から幕張メッセ(千葉県)で開催されるCEATEC2025【ザクティブース 2H306】でデモ展示を行います。ぜひこの機会にご来場ください。


今後も、ザクティは映像技術を駆使した製品・サービスの提供に注力し、お客様のニーズに合わせた最新技術の導入に努め、お客様の課題解決に貢献してまいります。

弊社ソリューション・製品に関するご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。